イギリス北東部での生活について。2007年6月に女の子を、2009年4月に長男を出産しました。2012年12月生まれのミニチュア・プードルもいます。イギリス北東部ヨークシャー地方に住んでいます。
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通信講座・・・ちょっと違った!
2つ目の通信講座を始めたのだけど、私が要項を読み落としたのか、内容が期待していたものと大きくずれていることに教材が来てから気がついた。前から取っている Art History を補完するつもりで取ったので、絵画メインだとばかりおもっていたらなんと!

「HAIKU」ですと。。。俳句?! 詩は私のもっとも苦手とするartのひとつ。なんか短くてさ。好きか嫌いかはあるけど、分析するとなると・・・しかも俳句を英語でやるなんて。

でも私の弱い部分であることは確かなので、これを機にやってみることにした。日本人である以上、ここで逃げるわけにはいかない(お金払ったしね・・・高かったし)

英語で読むとかなり「・・・・。」なものがあり、すぐに原文の俳句が思い当たらない。もともと俳句だってそんなに知ってるわけじゃない。国語の時間に覚え「させられた」という思い出の方が多いし・・・。

日本の俳句を英語にしたものはリズムなどを気にしながら訳しているのでしっくりくるものもあれば訳者によって印象が違ってくるものもある。

これは英語で見つけた芭蕉の句。

Bush clover in blossom waves
Without spilling
A drop of dew

きれいだな、と思った。リズムもいいし。ということでインターネットで元の句を探してみた。季語がbush clover = 萩 というのがぱっと見わからなかったけれど発見 (辞書を引かなかったのがいけないのですがね)。

白露もこぼさぬ萩のうねり哉

うねりがblossom wavesなわけね。。。訳者さん、頑張ったわね。

さて、昨日提出したばかりのエッセイの課題文は

On a bare branch
A rook roosts;
Autumn dusk.

もっとやりやすいのくれよ~ と一瞬思った。
原文は意外と簡単に見つかったけれど、知識のない私には聞いたことのない句。

枯れ枝に烏のとまりけり秋の暮

これを読むとイメージが湧いてくるのだけどねぇ。というわけでエッセイ書きには日本語が読めることを十分に使わせていただきましたよ。

そしてこんな訳も発見。

Autumn evening;
A crow perched
On a withered branch.

この方が個人的には原文のイメージに近い気がする。

通訳者のはしくれとして、オリジナルと訳出が限りなく近いイメージを持つようにすることは心がけることだけど、俳句を訳すというのはかなり難しいことだと思った。

この句はオリジナルが英語で、きれいな映像とストレートな感情が伝わると思った:

Snowman in a field
listening to the raindrops
wishing him farewell
(Roger McGough)

これはpoemではなく、Haiku の条件に沿って書かれているので俳句の英語版だということで、俳句は西洋で立派なartの1つとして浸透しているよう(だからこそ講座要項になってるのか)。

俳句を詠んだときに広がる映像はけっして英語の訳を読んで得られるものではない。それは仕方のないことだけれど、改めて日本文化や日本語の奥深さを実感した。そして英語も日本語も分かるということを十分に使い切っていない自分がいることも・・・


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コメント

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やっぱり、俳句は日本語じゃないと別物だね~。
直訳されて、語句の並びが逆流してるのも気になるね。
おもしろ~い!
asako | URL | 2006/07/22/Sat 01:13 [EDIT]
>asako
そうなのよ。日本語で詠まれたものを英語で詠んでもイマイチなんだよね でも英語で書かれたものはそれなりにきれいだと思うな。季語とかはストレートに snow = 冬、とかだから季語暗記とかしなくてよさそう(笑)
luckycharms | URL | 2006/07/22/Sat 08:32 [EDIT]

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